高町なのは -Summer holiday- / アルター

アルターより発売された「高町なのは Summer holiday」のレビューです。
原作はシリーズ第3期作品「魔法少女リリカルなのは StrikerS」です。大人姿のなのはさんに期待です。

堤防に腰掛ける水着姿のなのはさん･･･Summer holidayというタイトルにぴったりです。
大きさは1/7スケールとして問題ありません。結構ボリュームがあり、かなりの存在感です。
潮風になびくリボンと髪、はためくパーカーが静の雰囲気の作品に動きを与えています。
その瞬間を切り取った作品といった感じで本当に絵になります。
造形も文句無し。抜群のボディスタイルを破綻無く仕上げていて、大人なのはを見事に再現しています。

柔らかく微笑む表情に大人の余裕が感じられます。再現度も素晴らしい。
とてもあのロリっ娘がこんな大人びた綺麗なお姉さん（顔も身体も）になるとは全く想像できませんでした。
色合い、塗装も素晴らしいですが、管理人的には肌のシャドウはもう少しほしかったところ。
まぁ、ボディラインのなだらかな起伏で影ができるので、そこは好みの問題でしょう。
髪の毛やパーカーの造形も見事で、不自然さがまったくないのは流石です。

凄いボディですな･･･。柔らかさの表現が凄いです。
胸、腰のくびれ、ヘソのライン、腹部、足、足指･･･どれをとっても完璧で丸みを帯びた食い込みがエロい。
腰掛けている部分も自然です。手もピッタリ縁につくので自然に見えます。
このボディだけでも鑑賞しがいがあると言えるでしょう。

どの角度で見ても素晴らしいフィギュアですが、管理人は少し上からの角度が好きです。
勿論、下から見上げる絵も良いですが。顔がまったく崩れないので安心して鑑賞できます。
胸を楽しむなら断然上からでしょう。綺麗な鎖骨と形の良いおっぱい、胸の谷間が素晴らしい。
水着だと単調になりがちですが、このフィギュアは単調さを全く感じません。
パーカー、リボン、髪の動き、ポージング、どれをとっても飽きの来ない作品です。

ベースは堤防に乗せるだけになります。
堤防の質感は可もなく不可もなく。作り自体はしっかりしていると思います。
お尻の部分が平面になっていて、ぴったり座らせることができますが、安定度は乗せるだけなので今一つでしょう。
設置場所には気をつけた方が良さそうです。
しかしお尻の平面処理は･･･。お尻のこのベース以外に合いそうもないので、固定になるのはわかっていても少し残念な仕様です。
良い感じの皺造形なのに勿体ない。削るならベースの方にして欲しかったですが。
偶に横にしてお尻を眺めたくなったりする時用に、フィギュア本体は自然のままが良いと思うのは管理人だけではないはず。
まぁ、腰掛けている時でもギリギリ覗けるから良しとしておきましょう。

総評、高い完成度で存在感のあるフィギュア。その瞬間を切り取った造形は見事の一言。
スタイル抜群で柔らかい肢体の表現もグッド。大人なのはファンにとっては傑作と言ってもいいでしょう。
絵になる雰囲気溢れる作品だと思います。

「高町なのは -Summer holiday- アルター」のレビューでした。