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レーシングミク 2011 ver. / グッドスマイルレーシング

レーシングミク 2011 ver. GSR メーカー グッドスマイルレーシング (GSR)
発売年月 2012/11
スケール 1/8 (PVC)
定価 8800円
キャラ名 レーシングミク (2011年)
原作名 Racingミク(Wikipedia)
原型師 智恵理、なかやまん(マックスファクトリー)
箱サイズ 幅約32cm x 奥行き約17cm x 高さ約28cm
展示サイズ 幅約18cm x 奥行き約17cm x 高さ約21cm
展示最小サイズ 幅約14cm x 奥行き約15.5cm x 高さ約21cm(ツインテールなし)
重量(展示状態) 169g (ボリューム標準的)
graph 造形 ★★★★★★★★☆☆ 再現度良好、ポージングも優しく包み込むような雰囲気が出ていてグッド、ボディラインも美しい
顔造形 ★★★★★★★☆☆☆ 若干クセがありイラストの再現度という意味では微妙だが男前美人なミクさんではある、もう少し可愛さも欲しかったが個人的には好みなので問題無し
塗装 ★★★★★★★☆☆☆ 前髪のベタ塗り感など難点もあるが管理人的にはギリギリ許容範囲内、コスチュームの質感や透け具合が素晴らしい
ギミック ★★☆☆☆☆☆☆☆☆ パラソル、ツインテール&飾り別パーツ
お色気 ★★★★★☆☆☆☆☆ コスチュームのスケスケ感が素晴らしい、へそのラインも美しく密着感抜群、ナイスお尻
満足度 ★★★★★★★★☆☆ ボリュームのあるツインテールに透け塗装が光る作品、定価8800円を考えると十分満足できる完成度だった

グッドスマイルレーシングより発売された「レーシングミク 2011 ver.」のレビューです。
原作は「Racingミク」です。村上ゆいち氏のデザインを基にフィギュア化した作品です。
管理人の中で男前ミクさんという愛称で呼んでいるレーシングミクさん2011バージョンですが、イラストに一目惚れしたときから購入を決めていました。

レーシングミク2011 画像1

小さい画像をクリックで画像を切り替えます(要JavaScript on)

まず最初にツインテールを取り付けます。これが最初の難関になります・・・。
こちらの感想については5項目をご覧ください。

さて、全身ですが、なかなかの完成度だと思います。
サンプル画像では足が短め!? とか心配していましたが杞憂に終わりました。(目線の高さの問題だったようです)
見事なプロポーションに透明樹脂を使用したという透け透けコスチュームが映えます。
ポージングも優勝へ誘う女神様・・・みたいな感じがしてイイですね。

問題点は髪の毛の塗装・・・特に頭部のベタ塗り感(厚塗り感)でしょうか。
これはtonyミクさんでも感じた問題なので仕方ないかなと言う気もします。
色を薄めにして、透明感を消さないようにするなど工夫が欲しかったところです。
とはいえ髪の毛の広がりが素晴らしく、そちらの方に目がいってしまうので管理人的にはギリギリ許容範囲内です。

ボリューム的にはツインテール込みで不満無しです。

レーシングミク2011 画像2

優しく包み込むような微笑みが素敵です。アイプリントも問題無し。
艶のある瑞々しい唇もグッド。ただ、再現度的には口周りが微妙です。
この原型師さんは口周りにクセが出やすい気がします。
ただ、美人で男前なミクさんという部分はしっかり表現されているので管理人的にはアリ。
斜め横顔がお気に入りです。

やはりネックは髪の厚塗り感ですが・・・塗りすぎてシャープ感がなくなっているんでしょうか・・・。
造形自体は問題無く、後頭部もしっかりです。
うなじは塗りとは言え、ちゃんと生え際を表現しようとしているのは好感が持てます。

ボディラインがくっきりのレオタードもびっくりなコスチュームも素晴らしい。
透け塗装もしっかりで、光沢のある部分もヘソのラインが色っぽいです。

肌色はやや白め。もう少し小麦色っぽい色合いを予想していたので少々肩すかし。
シャドウも殆ど無しなのは×。メインはコスチューム部分なので良しとしておきます。

レーシングミク2011 画像3

下半身とアオリ画像です。いやあ、もう管理人がやったら絶対醜いだけになるポージングです。
モデルさん的といいますか・・・ナイス美脚です。
ブーツ?の質感もメタリックで美しさを際立たせています。
お尻も素晴らしいお色気。覗くのは少々苦労しますが、覗き甲斐のあるお尻です。
特に透けている部分がセクシー。

レーシングミク2011 画像4

フカンです。このフィギュアは上からの鑑賞が特にオススメです。
表情もフカンで見る方が美人さんですね。美しいボディも見応え十分。
そして、なによりダイナミックで広がりのある髪が最高です!

レーシングミク2011 画像5

ツインテール無しとツインテールボス部分ズームアップ、パラソルです。
ミクさんフィギュアのお約束で、ツインテ用の穴を気にしなければショートヘアなミクさんも楽しめます。
これはこれでアリ。ただし、ツインテールが無いとボリューム面で大幅ダウンしてしまうのが難点です。

ツインテールパーツは髪飾りをボスに通してから、頭部に取り付けることになります。
ボス部分は鉄芯が入っており破損しにくい構造になっていますが、とにかく固く差し込みづらいのが難点です。
鉄芯が入ってなかったら確実に破壊していた自信があります・・・。
また、ツインテール部分、頭部の髪の跳ねている部分など、滑らせたり指をひっかけたりしないよう慎重に作業しましょう。
ゆる過ぎも困りますが固過ぎも非常に困ります・・・。

ツインテールの次はパラソルを立たせます。
ベースに傘の先を固定するための穴があり、そこに差し込んでから手に持たせます。
パラソルが長すぎて、サンプル通り手のひらに持たせることは(恐くて)できませんでした。
仕方がないので人差し指部分に持たせてあります。これはこれで人差し指の強度が心配になりますが・・・。
こういう細かい部分の精度はメーカーの信頼度にも影響する部分だと思うので、成型精度の向上をお願いしたいですね。

ちなみにパラソルの質感は今一つです。
というか、単純な円錐状って・・・。無理に半透明に拘らず、一体型で造形した方が良かった気がします。
ベースはアスファルトをイメージしているのでしょうか。
こちらも質感は今一つですが、安っぽすぎるというほどでもないので特に気になりませんでした。

レーシングミク2011 画像6

部分ズームアップ、ベース(台座)&パーツ、パッケージ(化粧箱)画像です。
片足固定ですが、しっかりはまるので安定性は問題無しです。

パッケージはツインテール部分の為か珍しく非ウィンドウパッケージです。
パッケージの大きさ自体は大きい部類に入ります。

ミクさんにしてはちょっと大きめの形の良いバスト、ハッキリわかるボディラインにヘソ、程よいボリュームのお尻・・・お色気面でも大人なミクさん。
実にセクシーなコスチュームです。まったくもってけしからん。よくやった。

総評、部分部分で不満点はあるものの全体的な完成度は良好で、レーシングミク2011版の魅力をしっかり表現している。
ボリューム満点の髪の毛、セクシーなコスチュームとボディを楽しむには十分です。
1万円オーバーだったら不満ですが、定価8800円としては大満足できる出来でした。

「レーシングミク 2011 ver. グッドスマイルレーシング」のレビューでした。

figma版は去年見送ったのですが、今年は手を出してしまい個人スポンサーにもなってしまいました・・・。
そちらもそのうちレビューしたいと思います。

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