アリサ・ボスコノビッチ / コトブキヤ

コトブキヤより発売された「アリサ・ボスコノビッチ」のレビューです。
原作はアーケード格闘ゲーム「鉄拳タッグトーナメント2 」です。
公式絵師「山下しゅんや」氏が描き下ろしたイラストを立体化する「TEKKEN美少女」シリーズ第二弾になります。
アリサはボスコノビッチ研究所のカプセルで眠っていた、少女型アンドロイドという設定です。
ロシア出身だが喋る言葉は日本語で、一部の台詞は「なして」や「大丈夫け?」など方言になっている。
Wikipediaによるとかなり特徴的なキャラクターのようです。
このキャラ紹介を読んだだけで萌えてしまいました･･･。

全体、ベースシート3種の画像です。クリスティと同じく、ベースシートが付属します。
説明書付きで作業はスムーズにできました。1/8スケールレベルですが、翼などもありボリューム不足は感じません。
衣装の色彩がとても美しい。可憐な美少女に機械の翼･･･この組み合わせもたまらない。
とてもアンドロイドには見えません。躍動感のあるポージングも素晴らしい。
プロポーションのとれたボディも見事。壽屋とは思えないほど塗装も良好です。

まず最初に目を引くのは瞳ではないでしょうか。まるでガラス玉をはめこんだような立体感があります。
光に反射して出来るハイライトが美しい。濃いめの睫毛と合わせて、瞳の力が凄い作品です。
それと唇も見事でうっすら光沢があり、瑞々しさを表現しています。
山下しゅんや氏イラストを忠実に再現しているとはいえないですが、これはこれで十分アリでしょう。
肌の塗装も綺麗です。衣装も髪飾り、青いバラ、蝶型アクセサリーなど細部まで細かく造形されています。
手抜き感はまったくありません。胸の谷間も美しい･･･。左腕の腋も良い感じ。
他にも透明感があり左右濃淡のある髪の毛、翼部分もしっかり再現されています。
壽屋にはこのクオリティと価格を維持していって欲しいですね。

縞模様のニーソックスがキュートです。ブーツ、皺造形、刺繍、リボンなども見所ですね。
腰のベルトの質感も凄い。でもそれ以上に黒のパンツがお色気十分。
前も中々角度が鋭くて良いですが、やはり最高なのはお尻の食い込み！ お尻の造形も絶妙。
アリサの可憐さを裏切らない、ぷりっとしたお尻が可愛らしくセクシー。塗装も良好です。
正面より横から見るのがおすすめですね。はいてないようにも見えます。

クリスティもでしたが、上から見ると動きが感じられとても美しい。
風になびく布、美しい足、機械の翼･･･どれも魅力的ね。どこから見ても違う印象を与えてくれます。
フィギュアの醍醐味といえます。下から見ると独特の瞳が際立って見えます。
ヘソだし腹筋もイイ･･･。腰のくびれに、綺麗な太もも･･･肌面積が広いわけではないのに、ポイントはきっちり押さえているのはさすがといえます。

部分ズームアップ、ベース画像です。ネジ固定で安定度は問題ありません。
まぁ、パンツは黒地だしスジ云々という作品ではないですね。ハイレグな食い込みで色気も問題無し。

総評、色彩、造形、ポージングどれも美しい。表情の表現方法も個性的で、素晴らしいフィギュアといえる。
完成度の高さもさることながら、求めやすい価格設定なのも評価出来る点ですね。
可憐なアンドロイド美少女で色彩も美しく、素敵なポージングが鑑賞しがいのある作品だと思います。

「TEKKEN美少女 アリサ・ボスコノビッチ コトブキヤ」のレビューでした。