iBUFFALO ブルーLEDセンサー搭載有線マウス BSMBU16M BSMBU02 BSMBU17 レビュー

ブルーLEDセンサー搭載マウス

今年のノーベル物理学賞は『青色LED』(青色発光ダイオード)でした。
ブルーLEDの材料となる窒化ガリウムの結晶ができたのは、実験用の窯が不調で高温が出なかったからという話も凄いですね。
偶然の発見がブレイクスルーとなる・・・その積み重ねが現代科学の発展を支えていると思うと感慨深いものがあります。
さて、今やLEDは様々な製品に普通に使われています。
光学式(オプティカル)マウスもその一つですが、iBUFFALOさんなど一部メーカーの光学式マウスは『ブルーLEDセンサー搭載』を売りにしています。
このBlueFocusシリーズは三個ほど使っているので、ノーベル賞に便乗して使用感などを書いてみたいと思います。
見せてもらおうか。レーザーマウスを超えた高感度の実力とやらを。

まずはそれぞれの仕様から。(シリーズ名のリンクは公式ページです)

仕様
BSMBU16MAmazon BSMBU02Amazon BSMBU17Amazon
サイズ 約横59x縦102x高さ41(mm) 約横67x縦100x高さ37(mm) 約横75x縦107x高さ39(mm)
本体重量 約79g 約77g 約95g
ケーブル長 約1m 約1.5m 約1.5m
ボタン数 3ボタン 5ボタン 5ボタン
分解能 1000dpi 1000dpi 1000dpi/1600dpi

すべて有線式です。個人的にどうしても無線式は使う気になれないんですよね・・・。
スペックを見ると分解能は1000dpiです。(この数字が大きいほど細かく読み取れます)
一般的な光学式(赤色LED)は分解能800dpiなので、確かに性能は上がっているようです。
BSMBU17はレーザーマウス並の1600dpiまで対応しています。
光学式だからといって侮れません。さすが青色LED! 凄いぞ青色LED!(青色LED言いたかっただけ)
それでは画像と使用感です。

BSMBU16Mシリーズ使用感

BSMBU16M 1

BSMBU16M 2

【持ちやすさ】
程よい大きさで握りやすい。手にフィットという売り文句は伊達ではありませんね。
一見左右対称ですが、若干左側面(親指側)の曲線が深いようです。
幅広い手の大きさに対応していると思います。
今回はレッドにしましたが、程よい光沢感が素敵です。

【重さ】
非常に軽いです。

【クリック音】
カチカチといった感じのやや高め&軽めの音で、標準的なクリック感です。

【ホイール】
ゴム質でなめらかに回ります。
それなりに回してる感あり。

【総評】
3ボタンの標準的なマウスとして使い心地は良好です。
性能もポインターの精度を高めるにチェックを入れれば、レーザーマウスとの差は感じません。
しっかり握る人や乗せるだけの人も問題なく使用できるでしょう。
その上とにかく安い! 普通にお勧めできるマウスです。
お勧め設定は『コントロールパネル』→『マウス』→『ポインターオプションの速度』を最速にして、『ポインターの精度を高める』にチェックです。(他の機種も同様)

BSMBU02シリーズ使用感

BSMBU02 1
BSMBU02 2
BSMBU02 3
BSMBU02 4

【持ちやすさ】
大きさは上の3ボタンマウスBSMBU16Mと同等です。
こちらもかなり持ちやすい形状で、デザインもグッド。フィット感はBSMBU16Mに勝るとも劣らずです。
今回はホワイトにしましたが、光沢控えめで指紋などが目立たないのは嬉しいところです。
左側面の2ボタンの位置も問題なしです。
それなりに堅めなので間違って押してしまうことはないでしょう。
持ち上げたまま自然に2ボタンを押すことができます。

【重さ】
非常に軽いです。

【クリック音】
カチカチといった感じの中音で標準的なクリック感です。

【ホイール】
ゴム質でなめらかに回ります。
上の3ボタンマウスより回してる感あり。

【総評】
左側面の『進む(↑)』『戻る(↓)』ボタンは慣れると非常に便利です。
ただ、管理人は長年ブラウザの戻るボタンを押すクセが身についてしまっているので、まだ意識しないと活用できませんが・・・。
5ボタン好きなら迷わずお勧めできます。

BSMBU17シリーズ使用感

BSMBU17 1
BSMBU17 2
BSMBU17 3
BSMBU17 4

【持ちやすさ】
上2つより幅広です。
左側面の凹みが特徴的で、手が小さめの人は親指を添えないで持ち上げるのはちょっときついかもしれません。
今回はブラックにしましたが、光沢感があるので高級そうに見える反面、指紋が目立ちます。

【重さ】
上2つより重量はありますが、それでも軽いと言える範疇です。

【クリック音】
無音ではなく、パカパカといった感じの低めのクリック音で確かに静音と言えるかもしれません。
思ったより違和感のないクリック感です。
ただ、左側面の『進む(↑)』『戻る(↓)』ボタンは普通のクリック音なのが残念。

【ホイール】
ゴム質でなめらかに回りますがやや重め。
上2つより更に回してる感あり。
ホイールボタンは低い音で静かですが重め。

【総評】
クリック音が静かというのはおまけで、dpi(分解能)切り換えボタンの方が本命かもしれません。
上の二つは分解能1000ですが、このマウスは1600に切り替え可能です。
フルハイビジョン(1920×1080)程度までならば分解能1000で充分ですが、それ以上の高解像度ディスプレイになると高分解能マウスの方がいいと思います。

BlueLED
なお、光はそんなに強くありませんが、直視するのはやめましょう。
まぁ、裏返さない限り青い光を見ることはありませんが・・・。(暗い部屋で見ると動かすときにホイールの隙間から少しもれる程度)

BlueLEDマウスについて総評

高感度を謳うだけあってなかなかの使い心地です。
透明なガラスの上や、衣服の上からでもしっかり反応して看板に偽りなし。
個人的にはレーザーマウスより使いやすい気がします。(ただ、レーザーマウスでは『ポインターの精度を高める』にチェックをいれなくても快適でした)
想像したより良いマウスでした。
安いのにやるじゃないか! 感動した!ヽ(´▽`)ノ(大げさ)
あとは耐久性ですね。壊れたら追記したいと思います。





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