64GB版もだいぶ安くなってきたのでSanDisk(サンディスク) USB Flash Drive Extreme『SDCZ80-064G』(Amazon)を購入してみました。
ついでにCrystalDiskMarkの現行バージョンで速度計測したので、新しい記事で書くことに。
2013年製 16GB版(SDCZ80-016G)と速度比較してみたいと思います。
それにしてもこのシリーズは息が長い!
どんなUSBメモリでもモデルチェンジやらなんやらで、長くても2年ほどで消えるのが殆どですが、このシリーズは型名そのままで今も現役で販売しています。
16GBの記事を書いたのが2013年8月ですからね・・・すでに3年経過しています。
もはや高速USBフラッシュメモリの定番的地位を確立している、と言っても過言ではないのかもしれません。
SDCZ80-064G 製品画像
サイズは幅:7cm(コネクタスライド時:8.3cm) 厚さ:1cm 高さ:2cm 、重量は11.9g。
USBメモリとしては大きめのサイズ。
当然と言えば当然ですが、見た目は3年前の16GBとまったく同じです。
スライド式でコネクタを収納できます。
アクセス中は青いLEDが薄く点滅します。
待機中は発光しません。
速度計測
比較対象は2013年製 16GB版(SDCZ80-016G)と、USB2.0接続時の速度です。
上の画像はCrystalDiskMark現行バージョン、下の画像は旧バージョンの結果です。
SDCZ80-016G USB3.0 |
SDCZ80-064G USB2.0 |
SDCZ80-064G USB3.0 |
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|
読み込み [MB/秒] |
書き込み [MB/秒] |
読み込み | 書き込み | 読み込み | 書き込み |
Seq Q32T1 |
187.9 | 63.4 | 44.25 | 45.38 | 194.1 | 186.0 |
4K Q32T1 |
11.94 | 10.84 | 10.91 | 11.53 | 13.01 | 11.59 | Seq | 182.5 | 62.29 | 43.84 | 45.30 | 189.8 | 180.3 |
4K | 10.38 | 10.39 | 9.978 | 11.19 | 11.85 | 11.20 |
*モードはデフォルト(ランダム)です
*ファイルシステムexFAT
うほっ! 良い書き込み速度!
と思わず声を上げてしまうほど高速です。
よく見ると4Kでの書き込みはそれほど差がありませんが、それでも3年前の16GB版より高速なのは間違いありません。
これなら殆どの作業でストレスなく利用できるでしょう。
総評
低価格帯USB3.0メモリのワンランク上の価格ですが、性能と信頼性はそれだけの価値があると思います。
また、このUSBメモリを長年愛用している人間としては、USB3.0接続が非常に安定していることも評価できる部分です。
他のUSB3.0メモリはたまにUSB3.0ポートに差し込んでも『このデバイスはさらに高速で実行できます』と表示されて、USB2.0接続になってしまうことがあります。
この現象は主に接触不良が原因で起こります。
差し込み直せば直りますが、結構イラッとくる現象です。
USB3.0の接触はかなりシビアなようで、少しコネクタにぶつかっただけで接続が切れてしまったりすることもあります。
しかし、このUSBメモリは一度も接触不良を起こしたことはありません。
それだけしっかりと作られていると言うことでしょう。
速度と信頼性、安定性を重視している方には、強くお勧めできるUSBメモリです。
管理人は16GB版をメインでガシガシ使ってきましたが、3年経った今でも問題なく使用できています。
今後はこの64GB版をUSBメモリのメインとして使う予定ですが、長持ちしてくれることを祈ります。
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