USB3.0の強みを活かしつつ、値段も手頃なUSB3.0対応フラッシュメモリを探したところ
SanDisk Extreme 『SDCZ80-016G』が良さそうなので購入してみました。
容量単価的にはトランセンドの倍ですが、高速USB3.0フラッシュドライブの中では格安の部類です。
正規代理店では取り扱ってなさそうなので、Amazonのショップさんにて並行輸入品を購入しました。
容量16GB、32GB、64GBのモデルのうち、今回は16GBをチョイス。
【パッケージと本体】



いつものSanDiskのパッケージ。
中は説明書もなくブリスターの中に本体のみです。



カラーはブラックで、SanDiskの赤字が映えるかっこいいデザイン。
端子はスライド式でスムーズに出し入れできます。
キャップ式だとすぐに無くしてしまう管理人にとっては嬉しい方式です。
でもたまにメモリ本体も無くしてしまうのはどうしようもありません。
メモリの中には、SanDisk SecureAccessソフトウェアが入っていました。
ファイルを暗号化するセキュアソフトのようです。→公式サイト
また、デフォルトファイルシステムはFAT32なので、NTFSにフォーマットしました。
【SanDisk Extreme SDCZ80ベンチマーク】
ベンチマークです。
比較対象としてトランセンドUSB3.0メモリ700シリーズ『TS32GJF700E』(USB3.0接続)と、USB2.0接続の結果も載せてあります。
Transcend TS32GJF700E | SDCZ80-016G (USB2.0) | SDCZ80-016G (USB3.0) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
|
読み込み [MB/秒] | 書き込み [MB/秒] | 読み込み | 書き込み | 読み込み | 書き込み |
Seq | 87.92 | 19.39 | 35.10 | 30.52 | 187.5 | 62.37 |
512K | 80.82 | 2.266 | 34.02 | 11.33 | 120.7 | 14.22 | 4K | 7.043 | 0.050 | 6.636 | 5.366 | 11.17 | 4.179 |
4K QD32 | 5.996 | 0.030 | 5.931 | 2.176 | 10.08 | 2.200 |
*モードはデフォルト(ランダム)です
*ファイルシステムNTFS
【ベンチ結果】
さすがExtremeシリーズ!
トランセンドの安いメモリは読み込みは高速ですが、書き込み速度はUSB2.0並でした。
SanDisk Extreme SDCZ80は、読み込み書き込み共に、OS起動用ディスクに使っても問題ないほど高速です。
USB3.0の性能をしっかり引き出しています。
また、USB2.0接続でも書き込み速度は優秀で、USB2.0フラッシュメモリとして使用してもメリットはあります。
(TS32GJF700Eの2.0接続より断然高速)
【総評】
USB3.0端子があるならば、購入する価値は十分にあると思います。
UbuntuなどのOSを入れて持ち歩いても良いかもしれません。
2.0接続でも書き込み速度なら体感できるほど違いが出るでしょう。
容量単価ならトランセンド、速度重視ならサンディスクという選択が良さそうです。
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