Category Archives: レビュー以外

ファイルシステム『FAT32』『exFAT』『NTFS』で、USBフラッシュメモリのベンチマークを実行してみました

exFAT

ドライブをフォーマットするとき、Windows7では選択できるファイルシステムは下記の3種類になります。
FAT32』『exFAT』『NTFS
ファイルシステムとは、オペレーティングシステム (OS) がファイルを操作、アクセスするためのシステム・・・ということらしいです。→Wikipedia
まぁ技術的なことはさっぱりなので、どうでもいいんですが・・・。

未だに多くのフラッシュドライブでは、FAT32が既定になっています。
FAT32の制約(1ファイル4GB(4GiB)まで)が嫌で、NTFSにフォーマットし直す方も多いのではないでしょうか。

そういえばexFATって使ったことが無いなぁ・・・。
exFATはFAT32の後継規格で、マイクロソフトが主にフラッシュドライブ向けに開発したファイルシステムだとか。→Wikipedia
この規格は、64GB以上のSDXCメモリーカードで正式に採用されています。
最大ファイルサイズは16・・・エクサバイト!?(正確にはエクスビバイト)
(1エクサバイト=1,024ペタバイトで1ペタバイト=1,024テラバイト・・・? 宇宙が見える・・・ヽ(´ー`)ノ)
これ以上ファイルシステムを拡張する必要はなさそうですね・・・。

そこで素朴な疑問が・・・『ファイルシステムによって速度が変わったりするんだろうか?
今回はそんな素朴かつ、どうでも良い疑問を解消してみたいと思います。
ちなみに、読んでも無駄な記事だと言うことを、前もって宣言させていただきます。
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AOMEI Partition Assistant Standard Edition (フリーソフト)を使って、ディスクのパーティションを結合する&古いノートPCのHDDをSSDに換装した結果

AOMEI Partition Assistant Standard Edition

AOMEI Backupper (フリーソフト)を使って、起動用HDDのデータをSSDにOSごと全コピー(クローン)する』の続きです。
前回でHDDからSSDへのクローンコピーと換装が完了しました。

あとはSSDの未割り当て領域領域を、フリーのパーティション管理ソフト
AOMEI Partition Assistant Standard Edition』(公式サイト)使いパーティションを結合するだけです。

*パーティションとはディスク領域の分割された個々の領域のことです(区切られた部屋みたいなもの)
例えばドライブを丸ごとフォーマットして、領域を分割しなければパーティションは存在しません
分割した場合はそれぞれ独立したボリュームとして扱われます
用途としては起動用領域とソフトウェア用領域を分けたりする場合などです(ボリュームC:を起動用、D:をソフトウェア用など)

公式サイトからでもダウンロードできますが、今回はVectorさんからダウンロードしました。
AOMEI Partition Assistant Standard Editionは日本語可能な上、無料とは思えないほど多機能なソフトウェアです。
今回はパーティションの結合のみですが、下記のようにおおよそ考え得る限りのパーティション操作が可能です。

データを失うことなく、パーティションのリサイズや移動を行える
隣接するパーティションをマージできる
未割り当て領域をパーティションにマージできる
ひとつのパーティションを複数に分割できる
パーティションから空き領域を確保できる
パーティションを別のハードディスクにコピーできる
【新機能】パーティションアライメントを最適化し、ディスクを高速化・長寿命化させる
【新機能】パーティションタイプやシリアルナンバーを変更できる
【新機能】Linuxのパーティションを管理できる(Ext2/Ext3パーティションの作成、削除、フォーマット、完全消去、コピー、リカバリなど)
割り当て領域がなくてもパーティションを作成できる
パーティションの削除、フォーマット、完全消去を簡単に行える
プライマリパーティションと拡張パーティションを相互に変換できる
FATパーティションをNTFSに変換できる
パーティションラベルやドライブレターを変更できる
パーティションをチェックし、未割り当て領域を完全消去する
アクティブパーティションを設定し、パーティションのプロパティを表示する

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AOMEI Backupper (フリーソフト)を使って、起動用HDDのデータをSSDにOSごと全コピー(クローン)する

AOMEI Backuper

古いノートPC(WindowsXP)の起動用HDDをSSDに換装する際、OSの再インストールは面倒です。
というわけで、OSを含めたHDDのデータを丸ごとSSDにコピー(クローン)できるフリーソフト
AOMEI Backupper』(公式サイト)を使って、換装作業に挑戦してみました。
動作OSはWindows 8/7/Vista/XP(32/64bit)まで対応しています。

まずはじめに、換装前のディスク容量が換装後のディスク容量より少ないことを確認します。
今回は換装前のHDDが70GB、換装予定のSSDが128GBだったので問題なしでした。

換装前のディスクの方が容量が大きい場合は、まず余計なデータを削除して、換装予定ディスクより少なくします。
その後、後述のパーティション操作ソフトで、換装予定ディスクより小さいパーティションを作成(分割)します。
あとは、Partition Cloneでパーティションのコピーを行えば起動ディスクの移行が可能です。
→どうやらAOMEI Backupperでクローン作成中にパーティションのサイズを変更することが可能なようなので、操作ソフトを使わなくても、コピー先ディスクより使用データが少なければ問題なさそうです。

ディスクのコピーはイメージファイルにバックアップをとってからコピーするなど、いろいろとやり方があります。
今回は一番簡単な、OS(Windows)を起動したままコピーする、Clone(クローン)で完全コピー作業をすることにしました。
手順は以下の通りです。
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SATA3.0 (6Gbps)とSATA2.0 (3Gbps)で速度は変わるのか、SSDとHDDで比較してみました

SSD 330 SATA2接続速度

SATA3.0 (6Gbps)を利用するには、マザーボードが対応していることと、利用するデバイス(HDDやSSD)が対応している必要があります。
6Gbps(理論値)という速度は、SATA2の2倍にあたる速さです。
もう許してあげて! という速度アップですが、実際にその力量は発揮されているのか気になったので、SSDとHDDをそれぞれ3.0と2.0で速度を測定して比較してみたいと思います。

速度比較結果

WD20EZRX SATA3接続 画像

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SDカードやUSBメモリ/HDDを使う方法 PLANEX MZK-SN300N2 レビュー

PLANEX MZK-SN300N2

NexusなどSDカードスロットが無いAndroid端末がありますが、そうなると動画など各種ファイルを閲覧したり実行する場合は、内蔵ストレージかネットを介してクラウドストレージを利用するしか方法がありません。(iPhoneやiPadなどのiOSも同様)

クラウドストレージなどを利用させるべく、意図的にスロットを廃止しているということでしょうが利便性を無視した仕様です。
いわば、バカ高い専用メモリーカードを買わせるために、汎用メディア用スロットを排除する・・・というゲーム機と同じ発想ですね。
使ってみれば便利なのでしょうが、強制されると反発したくなる意地っ張りな管理人としてはそういうのは利用したくないわけです。

となると、残る手段は自分で用意したサーバー(PCやNAS:Network Attached Storageなど)の共有フォルダにファイルを保存して、アプリ(Androidの場合はESファイルエクスプローラーなど)を使いアクセスする方法です。

その場合思い浮かべる方法は

  1. Android端末 ))) 無線LANルーター ((( or === PC(共有フォルダ)
  2. Android端末 ))) 無線LANルーター(NAS機能付き親機)— ストレージ
  3. Android端末 ))) PC USBアクセスポイントなど(共有フォルダ)

)))(((は無線、===は有線LAN、はUSBメモリ、HDDなどストレージとの接続
の3つくらいでしょうか。

最近は5000円以下でNAS機能付きの無線LANルーター親機が売られているので、それが一番確実、かつ手っ取り早いのですが、普通親機は手元に置かないのでストレージの切替が面倒です。
PCの共有フォルダでもイイですが、そうなると消費電力的に無駄が多すぎる・・・。

MZK-SN300N2について

気軽に手元でストレージを差し替えたい。もしくは、無線LAN環境はあるけど、NAS機能が付いていない・・・。
そんな場合に使えそうなのが今回買ってみた『PLANEX USB 2.0 Wi-Fiシンプルメディアサーバ(外付けHDD/メモリデータ共有) MZK-SN300N2』です。
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