2台目 – Intel Celeron G1610 (Ivy Bridge) 【自作PC】

自作PC2台目 G1610

2台目に組んだPCのスペックは下記の通りです。
用途はネットや仕事の作業用予定です。

CPU : Intel Celeron G1610 (2.6GHz)
マザーボード : ASUS P8B75-M LX PLUS (M-ATX チップセットB75)
メモリ : UMAX DDR3-1333 8GB
グラフィックス : Intel HD Graphics (CPU内蔵)
HDD : Intel SSD 330 Series Maple Crest 120GB
電源 : 玄人志向 KRPW-SS500W/85+ (500W)
OS : Windows 7 Home Premium (64bit)

比較対象の旧PC
CPU : AMD AthlonII X3 450 (3.2GHz)
マザーボード : ASUS M4A88T-M/USB3
メモリ : UMAX DDR3-1333 4GB
グラフィックス:ATI Radeon HD 4250 (チップセット内蔵)
HDD : Western Digital Caviar Blue WD5000AAKX (500GB)
電源 : HEC Win+ HEC-550TE-2WX (550W)
OS : Windows XP Home Edition

旧PCはトリプルコアという珍CPUです。
マザーボードに機能が付いていれば、無効化されている1コアを有効にして4コア化できるかもというギャンブルがありました。
管理人は基本定格、安定志向なので試していませんが・・・。
正直なところ、G550で十分な性能だったので、焦ってG1610を買わなくてもよかったような気もしますが、買ってあるのに使わないのは勿体ないので組んでみました。

組み立て、インストール共に問題無し。
一台目のGIGABYTE GA-H61M-HD2マザーと違って何のトラブルも無く、すんなり組めました。
さすがは安心のASUSです。

ただ、OSがアップグレード版であったため、クリーンインストールではアップグレード用プロダクト・キーがそのまま使えないので少々手間取りました。
プロダクト・キー入力画面、もしくはインストール時からアップグレード対象の旧OS入りのドライブ(USB外付けドライブOK)を接続しておけば通るようです。
気づくのが遅かった・・・。旧PCのHDDをフォーマットする前で良かったです。
この方法はWindows8でも通用しました。

自作PC G1610

各種ベンチマークの結果です。(OSなど環境が違うのであくまで参考までに)

CrystalMark 2004R3
総合ポイント : 57049 → 162304
ALU : 9620 → 30467
FPU : 11306 → 24018
MEM : 9138 → 38566
HDD : 7314 → 45492
GDI : 3554 → 14746
D2D : 1835 → 2050
OGL : 14282 → 6965

AthlonII X3、Athlon 64 X2に負けてるとか・・・。
そこは置いといて・・・G1610になり大幅にスコアが伸びています。
OGL(OpenGL)性能以外はAthlonII X3に圧勝していますね。
また、メモリも同じDDR3なのにここまで違うものなのか・・・。
そして何より、HDD速度です。SSD(SATA3.0)の威力恐るべし。

CINEBENCH 11.5
OpenGL : 4.54 fps → 10.51
CPU : 0.63 pts → 2.10

CrystalMark 2004R3ではAthlonII X3に負けていたOpenGL性能ですが、CINEBENCHですと大幅にスコアがアップしています。
OSの相性とかの問題もあるんでしょうか。(動きますがCrystalMarkは公式7非対応でプログラム自体は32bitですし)
体感的、他ベンチの結果から見てもCINEBENCHの結果の方が信用できそうです。

MHFベンチマーク 【大討伐】
1280×720 : 712 → 1326
1920×1080 : 357 → 683

フルHD画質でなければプレイできそうです。
G550との性能差が感じられました。

FINAL FANTASY XI for Windowsオフィシャルベンチマークソフト3
Low : 3327 → 6143
High : 1914 → 4117

きっちり倍ですね。

SuperPI(419万桁)
USBメモリから起動してしまって計測忘れましたテヘ(恐らく2分10秒前後) → 1分13秒
SuperPIは作業用ファイルをプログラムと同じフォルダ内に作るため、ある程度速いドライブから起動しないと駄目なようです・・・。
どちらにせよG1610の圧勝になると思われます。

消費電力
待機電力 : 1.7W → 0.6W
アイドル : 59W → 23.5W
MHFベンチ中 : 73.8W → 39.6W
OCCTPT(CPU) : 69W → 40W
OCCTPT(GPU) : 76W → 39.5W
*SANWA SUPPLY ワットモニター TAP-TST8にて計測
*最大値なので平均値はもっと低くなります
電源の性能自体はそれほど変わらないので、純粋にCeleron G1610の方が圧倒的に省電力ということになります。
コア数が1つ少ないというのもあると思いますが、そこを差し引いても性能対消費電力は非常に優秀です。

性能
文句無し。比べる相手が旧世代CPUというのもありますが、ここまで圧倒的だとは思いませんでした。

CPUファン
DELTA製ファンでNIDEC製よりも静音でした。(どちらも十分な静かさではあります)

消費電力
アイドル、ピーク共に劇的に省電力化。

総評
消費電力は低くなって、性能は倍以上とか・・・もうセロリン☆とかいってバカにできませんです。
少し旧いCPUからなら体感できる位に性能アップすると思います。(少なくとも管理人メインPCのCore2Duoより総合的に上)
ネット、グラフィックス性能不要な作業、動画鑑賞、軽いゲーム程度ならこのCPUで十分といえます。(G550も同様です)
ゲームをする場合はグラフィックスボードの追加で殆どの場合は問題なさそうです。
また、SSDの効果は絶大です。
OS起動速度が2分30秒から20秒になった時の衝撃は忘れる事が出来ません・・・。
電源を入れるのが楽しくなりました。
使っているウチに速度低下はありそうですが、それでも差は圧倒的だと思われます。
HDDも速くなってはいますが、やっぱり起動ドライブはSSDが断然オススメです。





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