一度HDDのクラッシュを体験してしまうと、定期的にバックアップを取らないといけないという脅迫概念みたいなものが芽生えます。

今までバックアップ用HDDは外付けHDDケースに入れて、バックアップする時のみ起動させていましたが、PCが複数になると色々不便です。
一つのHDDを複数のPCで使うときに便利そうなので、5インチベイ用SATA HDDリムーバブルケースを購入することにしました。
5インチベイ（DVDドライブなどで使う部分）は光学ドライブ以外に利用していないので、どのケースでも空いているし、HDDを差し替えて使えるのは魅力的です。

このタイプのHDDリーダーライターの場合、基本機能(HDDリムーバブル＆鍵付き)の他には
冷却用ファン付き
HDD読み書き用インジケーター付き
という機能が高級タイプに共通しているようです。

廉価な物はHDDリムーバブル機能の他にインジケーターが付いているのが関の山です。
そんな中、他社の廉価品よりも安い上に、上記機能を全て備えた恐るべき5インチベイ内蔵型HDDリーダーライターがありました。
アマゾンでも楽天でも最安なので、一番安価で機能が豊富なリムーバブルケースといっても過言では無いと思います。

なお、アマゾンレビューでは良い評価と悪い評価で真っ向から割れていました。
悪い評価の人の話では、プラスチック製で耐久性に問題があると言うことのようです。
ただ、現在出回っている新型の場合は改善されているというレビューもありました。
安くて良い物を買って自己満足に浸るのが趣味の管理人にとって願っても無い商品です。

というわけで、今回はロジテック(Logitec)製『LHR-IS01』（5インチベイ内蔵型HDDリーダーライター LHR-IS01BK）を購入することに決定しました。
色はブラックです。

鍵は6角ボルト状の簡易的な物です。（管理人は使わないので必要ありませんが、一応ロックできることは確認しました）

ファンは4000rpmの静音タイプとのことです。
ファンの交換はできるのか試そうとしましたが、コネクターが堅くはまっていて、無理矢理引き抜くと壊れそうだったので試せませんでした。

また、このケースはSATA用と4ピン用、どちらの電源ケーブルも利用できます。
コネクター数が少ない電源を使っている場合はかなり助かる仕様です。
以上のように、スペックは文句無しです。

内部も全て樹脂製というわけではなく、チャチという印象は受けませんでした。（構造がどうのとかはよくわからないので、あくまで印象です）
見た目も落ち着いたデザインで、どのケースにも合いそう。

それでは取り付けてみます。
ファンの突起部分で奥行きが心配でしたが、特に問題無く取り付けられました。

早速HDDを入れてみます。
レバーを引いてドアを開け、HDDを差し込み、レバーを閉じると自動的に差し込まれるようになっています。
開閉作業は、ちゃんと入っているのか心配になるほどスムーズでした。
WDとSEAGATEの2TB HDDを両方試しましたが、どちらも問題無く開閉できました。
認識、読み書きともに正常に動作しました。

インジケーターも通常はブルー、アクセス中はレッドで正常に動作しています。
ファンも高音ノイズは無く、ケースの静音12cmファンの方が大きな音ほどなので気になりませんでした。
個人差あるかと思いますが、ファンの音に敏感な人で無ければ問題ない音量だと思います。
雷鳥（Athlon Thunderbird）の焼き鳥時代に比べたら、今のPCなんてどれも静音ですよ！

HDDを20回ほど出し入れしてみましたが、特に問題無く使用できました。
樹脂製で耐久性は心配ですが、丁寧に使えば長く使えそうな感触です。値段を考えると文句無し！

頻繁に出し入れする使い方でなければ、充分オススメできる5インチベイ内蔵型HDDリムーバブルケースです。
気に入ったので、全PCに取り付けようかと思います。
長持ちすることに期待します。