Intel SSD 330 Series Maple Crest 120GB (SSDSC2CT120A3K5) レビュー

Intel SSD 330 Series計測結果

数年ぶりのPC組み立てなので、折角だから起動ドライブはSSDに決定。
今更ながらSSD初体験になります。

貧乏人なので普及価格帯の物から選択することに。
いくつかのメーカーから発売されていますが、やはり一番信頼できそうなインテル製をチョイス。
価格と容量で考えると240GBの方がお得なんですが、起動用ディスクと割り切って『Intel SSD 330 Series 120GB』にしました。
と、自分に言い聞かせて、懐的に240GBは無理だったというのが本音です。
25nm NANDフラッシュメモリ、Multi-Level Cell (MLC)、SandForce製コントローラ「SF-2281」というスペックです。

Intel SSD 330パッケージ

続きを読む

ブルーライトカットPCメガネ『405PC BX/PXシリーズ』を試してみる

ブルーライトカットPCメガネ405PC

長時間ディスプレイを見続けると、目が乾くドライアイ、肩がこる、睡眠不足になる・・・などの症状がでてくる人もいます。
それは眼精疲労が原因かも知れません。

そして、その眼精疲労の原因として、ブルーライトは目によくないという話を耳にします。
光が散乱しやすい、瞳孔反応を引き起こしやすいから・・・など、理由は色々あるみたいです。
要するに、ブルーの、いわゆる波長の短い光は眼精疲労を引き起こしやすいのではということですね。
LEDディスプレイはデフォルトで青色が強い場合が多いという印象がありますが、その青色がよくないというわけです。

それなら青色部分をカット、低減してしまえばいいという発想から生まれたのが『ブルーライトカットめがね』です。
ディスプレイ設定を手動で調整するという手もあると思いますが、正確な発色で楽しみたい場合にいちいち戻すのも面倒ですし、手軽にメガネでブルーライトをカットするという方法はアリだと思います。

興味があったので今回ブルーライトカットPCめがね『405PC BX/PXシリーズ』(グレインブラック PX)を購入してみました。
約40%のブルーライトをカットしてくれる製品です。

405PC

続きを読む

SDカードやUSBメモリ/HDDを使う方法 PLANEX MZK-SN300N2 レビュー

PLANEX MZK-SN300N2

NexusなどSDカードスロットが無いAndroid端末がありますが、そうなると動画など各種ファイルを閲覧したり実行する場合は、内蔵ストレージかネットを介してクラウドストレージを利用するしか方法がありません。(iPhoneやiPadなどのiOSも同様)

クラウドストレージなどを利用させるべく、意図的にスロットを廃止しているということでしょうが利便性を無視した仕様です。
いわば、バカ高い専用メモリーカードを買わせるために、汎用メディア用スロットを排除する・・・というゲーム機と同じ発想ですね。
使ってみれば便利なのでしょうが、強制されると反発したくなる意地っ張りな管理人としてはそういうのは利用したくないわけです。

となると、残る手段は自分で用意したサーバー(PCやNAS:Network Attached Storageなど)の共有フォルダにファイルを保存して、アプリ(Androidの場合はESファイルエクスプローラーなど)を使いアクセスする方法です。

その場合思い浮かべる方法は

  1. Android端末 ))) 無線LANルーター ((( or === PC(共有フォルダ)
  2. Android端末 ))) 無線LANルーター(NAS機能付き親機)— ストレージ
  3. Android端末 ))) PC USBアクセスポイントなど(共有フォルダ)

)))(((は無線、===は有線LAN、はUSBメモリ、HDDなどストレージとの接続
の3つくらいでしょうか。

最近は5000円以下でNAS機能付きの無線LANルーター親機が売られているので、それが一番確実、かつ手っ取り早いのですが、普通親機は手元に置かないのでストレージの切替が面倒です。
PCの共有フォルダでもイイですが、そうなると消費電力的に無駄が多すぎる・・・。

MZK-SN300N2について

気軽に手元でストレージを差し替えたい。もしくは、無線LAN環境はあるけど、NAS機能が付いていない・・・。
そんな場合に使えそうなのが今回買ってみた『PLANEX USB 2.0 Wi-Fiシンプルメディアサーバ(外付けHDD/メモリデータ共有) MZK-SN300N2』です。
続きを読む

2.2TB(2TiB、2.19TB)を超える大容量HDDを利用するための情報(注意点)をまとめてみました

UEFIなBIOSのメニュー画面

2.2TBを超えるHDDを使う場合、色々と条件があるようなので調べてみました。

今のところ2TBと3TBのハードディスクドライブでは、容量あたりの価格に大して差が無いので2TBが主流になっています。
しかし、HDDの大容量化が進み価格が下がれば、3TBが主流になると思われます。(2.5TBの物もありますが)
2.2TB(2TiB、2.19TB、略して2TBという場合もあり)を超えるHDDは、OSとマザーボード(BIOS)の対応が不可欠になります。

その場合、パーティッション配置規格がGUIDパーティションテーブル(GPT)という規格になります。
これは今まで使われていたマスターブートレコード(MBR)に置き換わるものです。

まず前提として、マザーボードのBIOS(ハードウェアを動かすためのファームウェア)が対応していること。
次にOSが対応していることの2点が重要になってくるようです。
具体的には下記の通り。

  • BIOSがUEFI(EFI)であること。(BIOSメニューがグラフィカルな画面になる)
  • Windowsの場合はOSが64bit版であること。(XP、VistaSP以降、7、8)
  • 32bit版の場合はVista以降の場合データ用に限り利用可能。(OSブート用不可)
UEFI BIOS画面

*UEFI BIOSのメニュー画面(ASUSマザーボード)
続きを読む

WD Green WD20EZRX IntelliPower 2.0TB HDD レビュー

WD Green WD20EZRX

起動ドライブはSSDでも、やっぱりデータドライブにはHDDが必須。
私はIBM→HGSTを使い続けていましたが、ついにHGST(日立)がウェスタン・デジタルに買収され、3.5インチのハードディスクドライブは、Western DigitalとSeagateの2強時代になってしまいました。
CPUメーカーといい、まさに資本主義を体現している業界ですね、ほんと・・・。

今回はそのHGSTを吸収したWestern Digitalの3.5インチ 2TB HDD『WD Green WD20EZRX』をデータドライブ用として使用してみたいと思います。

WD社のデスクトップ用HDDは推奨用途ごとにに色分けされています。→公式ページ
Greenはそのまま、高効率(エコ)で放熱性に優れ静音重視な設計のようです。

3TB品もありますが、さすがにそこまで使い切る自信が無いので2TBをチョイスしました。
PCパーツショップ等では、初期不良のみ保証のバルク品(おもにメーカー保証無しでその分格安)が基本ですが、今回はアマゾンさんでリテール(パッケージ)品を購入しました。
毎日HDDを使うなら、1ヶ月あれば初期不良かどうか見極めも可能ですが、サブPC用なので、代理店、メーカーRMA保証それぞれ1年、計2年の保証期間があるのは安心できます。
RMAは直接メーカーに送らなければならないので面倒ですが、代理店保証1年というのは魅力ですね。
使用頻度が少ない場合はリテール品がおすすめです。

特徴
WD GreenPowerテクノロジーで「低温」かつ「静音」を重視
NoTouchランプロードテクノロジー:記録ヘッドがディスクメディアに接触しないため摩耗低減、保護効果がある
回転数は非公開だがシーク速度の最適化を謳っているため(IntelliSeek)可変の模様
データ用、外付け推奨(ただしRAID利用やOS起動用途でも使えはする)

消費電力
読み取り/書き込み : 6W
アイドル : 5.5W
スタンバイ : 0.8W
スリープ : 0.8W

WD 2TB HDD WD20EZRX 1

続きを読む